
このような疑問に答えます。
- アレキサンドライト、ダイオード、ヤグレーザーの違いをまとめました
- アレキサンドライト、ダイオード、ヤグレーザー搭載の脱毛器をまとめました
- 脱毛器ごとのクリニックのをまとめました
- ヒゲ脱毛に一番効果的なレーザーと脱毛器は○○です
- 僕が25回ヒゲ脱毛してツルツルになった脱毛器を公開します
この記事を書いてる僕は、脱毛歴12年です。エステ脱毛に30万円ムダにしてしまったことで脱毛の仕組みについてガチ勉しました。一応アメリカの大学院を卒業してるので海外のレーザーに関する論文も読んでいます。
Contents
アレキサンドライト、ダイオード、ヤグレーザーの違いをまとめました

レーザーの吸収率と波長が違う
アレキサンドライト・ダイオード・ヤグレーザーの違いはレーザーの【吸収率】と【波長】の2つです。
上のグラフは縦軸がレーザーの吸収率で、横軸が波長です。
アレキサンドライトとダイオードは吸収率が高いですが、波長が短いです。逆にヤグレーザーは吸収率が低いですが、波長が長いです。
レーザーの吸収率が高いと毛乳頭を破壊しやすい
レーザーの吸収率が高いと毛乳頭がより発熱して高温になるので破壊しやすいのです。
なので、アレキサンドライトとダイオードはヤグよりも太い毛の脱毛に適しています。
しかし、細い毛には反応しにくいのです。
逆にヤグレーザーは細い毛に適しています。
なぜなら、ヤグレーザーは高出力でも火傷しないからです。
細い毛はレーザーが吸収されにくいので出力を上げないといけないんですが、アレキサンドライトやダイオードで高出力でやると火傷してしまいます。
ヤグレーザーは吸収率が元々低いので、高出力でやってもちょうど良いくらいに吸収してくれるので大丈夫なのです。
レーザーの波長が長いと深い毛まで届きやすい

レーザーの波長が長いと、深い毛まで届きます。なので、ヤグレーザーはアレキサンドライトやダイオードよりも深いところにある毛を処理することができます。
じゃあ、一番深いところに届くヤグレーザーでやればいいじゃん!と思いますがそうではありません。

実は日本人の場合、ほとんどの毛はアレキサンドライトとダイオードレーザーの届く範囲にあります。
つまり、吸収率の高いアレキサンドライトかダイオードレーザーで最初大まかに処理をして、残った毛をヤグレーザーで処理をするのが一般的です。
アレキサンドライトレーザーの特徴とメリット・デメリット
アレキサンドライトレーザーの特徴は吸収率が高いので【太い毛】に反応しやすいことです。
メリット
メラニンへのレーザーの吸収率が高いのでヒゲのような濃くて太い毛に効果的です。
デメリット
濃い毛にはレーザーがしっかり吸収されるので、発熱量も多くて痛みも強いです。
また、細い毛や毛根の深い毛には効果は少ないので、毛の薄い人には向きません。
そして、日焼けをしてしまうとレーザーが肌のメラニンに反応してヤケドしてしまいますので日焼け肌や色黒の肌の人には照射できません。
ダイオードレーザーの特徴とメリット・デメリット
ダイオードレーザーの特徴とメリット・デメリットはアレキサンドライトレーザーに近いです。
吸収率と波長が近いアレキサンドライトとダイオードの2つもいらなくない?と思うかもしれませんが、脱毛の歴史に関係してきます。
元々、脱毛はアメリカで研究が進んでいたんですが、アメリカ人は白人と黒人がいますよね?
アレキサンドライトレーザーだけだと肌が黒い人には使い勝手が悪かったので、肌の黒い人にも効果的なレーザーが必要でした。
なので、吸収率がアレキサンドライトと同じくらいで、肌の黒い人でも大丈夫な波長を研究したところ、ダイオードレーザーが最適だったわけです。
しかし、唯一違うのはダイオードレーザーには【熱破壊式】と【蓄熱式】の2種類があることです。
熱破壊式
熱破壊式はアレキサンドライトレーザーと同じで毛乳頭を熱で破壊するアレです。1発ずつ打ってくのでショット式とも言います。
蓄熱式
蓄熱式は今まで説明した仕組みで破壊するのではなく、毛乳頭に指示を出すバルジ領域を破壊します。

毛乳頭という工場が残っていても指示を出す人がいないので毛を作れない状態になります。
そして、一番注目されているポイントは【痛みがほとんどない】ことです。
熱破壊式のように瞬間的に200度にするのではなく、徐々に温めていって60度くらいでストップしてバルジ領域を破壊します。
麻酔なしで痛みがほとんどないということで人気のレーザーです。
しかし、最近の技術なので蓄熱式の脱毛器で効果が全然なかったという人もいるので僕は熱破壊式派です。
ヤグレーザーの特徴とメリット・デメリット
ヤグレーザーの特徴はとにかく波長が長いので毛根の【深い毛】に反応しやすいことです。その反面、レーザーの吸収率が低いです。
メリット
ヤグレーザーは波長が長いのでアレキサンドライトやダイオードで処理できない【細い毛】を脱毛するのに適しています。
脱毛を続けていくと、産毛のように毛が細くなるので、ツルツルにするにはそこからヤグレーザーで処理するのが普通です。
ヒゲは太い毛なので、アレキサンドライトやダイオードが反応しやすいですが、実は毛根が深いので、毛乳頭までレーザーが届かないこともあります。
なので、ヒゲ脱毛で初回から高出力でヤグレーザーを使う場合もあります。
ヤグレーザーは肌の色が元々黒い人でも対応できるのが良いところです。
デメリット
ヤグレーザーは肌の深いところまで到達するので痛みがアレキサンドやダイオードよりも強いです。
メラニンへの吸収率が良くないので、高出力で照射しないと効果が出ないこともあって、やっぱり痛いです。
また、色黒の肌に対応できますが、日焼け肌には対応できないことが多いです。
日焼け肌は色黒の肌と違って炎症を起こしているので、クリニックで拒否される可能性が高いです。
アレキサンドライト、ダイオード、ヤグレーザー搭載の脱毛器の比較をしました

レーザー | 脱毛器 |
アレキサンドライト | ジェントルレーズ ジェントルレーズプロ ジェントルマックス ジェントルマックスプロ |
ダイオード | <熱破壊式> ライトシェアデュエット ライトシェアXC <蓄熱式> メディオスターNeXT PRO ハヤブサNEO ソプラノアイスプラチナム |
ヤグ | ジェントルヤグ ジェントルヤグプロ ジェントルマックス ジェントルマックスプロ |
ここに乗ってる脱毛器であれば効果は間違いないです。※ダイオードの蓄熱式は最近出たばかりなので判断できません。
基本的に、どのレーザーもジェントルシリーズが有名です。
年々、脱毛器がアップデートされてるので、「プロ」がついてるのが最新版です。
なので、アレキサンドライトなら【ジェントルレーズプロ】、ヤグレーザーなら【ジェントルヤグプロ】が良いでしょう。
ジェントルマックスはジェントルレーズとジェントルヤグの2つのレーザーが搭載されています。ジェントルマックスプロはジェントルレーズプロとジェントルヤグプロの2つが搭載されています。
なので、ジェントルマックスかジェントルマックスプロのどっちか1つがあればアレキサンドライトとヤグレーザーのどちらも使うことができます。
あと、ダイオードレーザーですが、ライトシェアデュエットとライトシェアXCの違いは照射口のサイズです。
ライトシェアデュエットはレーザーの照射口のサイズが35mm x 22mmに対して、ライトシェアXCが12mm x 12mmなので【ライトシェアデュエット】のほうが1回あたりのショット面積が多く、施術時間が短いです。
また、ライトシェアデュエットの波長が805nmに対してライトシェアXCの波長が800nmなのでライトシェアデュエットのほうがほんの少し深い毛に届きます。
脱毛器ごとのクリニックの比較をしました

脱毛器 | クリニック |
ジェントルレーズ | 渋谷美容外科クリニック 湘南美容クリニック メディエススキンクリニック メンズサポートクリニック |
ジェントルレーズプロ | 表参道スキンクリニック ゴリラクリニック レオクリニック |
ジェントルマックス | メディエススキンクリニック |
ジェントルマックスプロ | アイエスクリニック 表参道スキンクリニック ドクターコバ みずのクリニック |
ライトシェアデュエット | ゴリラクリニック ドクター松井クリニック メンズリゼ |
ライトシェアXC | ゴリラクリニック ドクターコバ |
メディオスターNeXT PRO | アイエスクリニック ゴリラクリニック 湘南美容クリニック メンズリゼ ジャガークリニック |
ハヤブサNEO | KM新宿クリニック |
ソプラノアイスプラチナム | 聖心美容クリニック |
ジェントルヤグ | ゴリラクリニック メンズリゼ |
ジェントルヤグプロ | レオクリニック |
引用:【早見表】医療レーザー脱毛機を比較 | ダツモウ.net
ゴリラクリニックはアレキサンドライト・ダイオード・ヤグのすべてに対応する脱毛器を扱っています。
それだけではなく、ゴリラクリニックは脱毛器を選べる唯一のクリニックです。他のクリニックは施術室に備わってる脱毛器を使うので何になるかはわかりません。
>> ゴリラクリニックでヒゲ脱毛の無料カウンセリングをしてみる
大手クリニックの湘南美容クリニックとメンズリゼも比較的揃ってます。
また、メディオスターNeXT PROが痛みが少ないので人気ですが、ジャガークリニックは扱ってる脱毛器はメディオスターNeXT PROだけなので、料金が高くてもいい人にはおすすめです。
ヒゲ脱毛に一番効果的なのレーザーと脱毛器は○○です

ヒゲ脱毛するなら以下の2パターンが良いとされています。
- アレキサンドライト/ダイオード→ヤグレーザー
- ヤグレーザー
アレキサンドライト/ダイオード→ヤグレーザー
太い毛に反応しやすいアレキサンドライトレーザーかダイオードレーザーで始めて、ヒゲが薄くなってきたらヤグレーザーに変えて細くなった毛を処理します。
例えるなら、草刈機でざっと刈ってから残った箇所をチェーンソーで狩る感じです。
太い毛はアレキサンドライトが一番効果的なんですが、ヒゲの場合は毛根が深いのでヤグレーザーで仕上げるのが王道です。
このパターンでおすすめの脱毛器は以下の8つです。
- ジェントルレーズ(アレキ)
- ジェントルレーズプロ(アレキ)
- ジェントルヤグ(ヤグ)
- ジェントルヤグプロ(ヤグ)
- ジェントルマックス(アレキ/ヤグ)
- ジェントルマックスプロ(アレキ/ヤグ)
- ライトシェアデュエット(ダイオード)
- ライトシェアXC(ダイオード)
ヤグレーザー
初回からヤグレーザーを使っていくのが最近の主流です。
毛根が深い毛をヤグレーザーで処理するだけでなく、太い毛も高出力にして処理しようという考えです。
ヤグレーザーはアレキサンドライトとダイオードと比べればメラニンへの吸収率が低いのですが、それを高出力にしてカバーします。
この方法で太い毛と産毛の両方を処理することができます。
この場合でおすすめの脱毛器は以下の4つです。
- ジェントルヤグ(ヤグ)
- ジェントルヤグプロ(ヤグ)
- ジェントルマックス(ヤグ)
- ジェントルマックスプロ(ヤグ)
僕が25回ヒゲ脱毛してツルツルになった脱毛器を公開します
僕の場合、6〜7回目くらいまでは「LPIR」というアレキサンドライトレーザーを搭載した脱毛器を使いました。
あるとき、施術担当の看護師さんから「ヒゲが薄くなってきたので今生えてる毛に効果のある脱毛器に変えます」と言われました。
それからは「エリート」というヤグレーザーを搭載した脱毛器を使いました。

僕はヒゲが濃かったのですが、20回目くらいでツルツルになりました。
今は1〜2年に1回脱毛するくらいで、髭剃りは3ヶ月に1回くらいのペースです。
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